SQLServerのストアドプロシージャのデバッグ
一般にデバッグは無償で配布されているSQLServerManagementStudioをインストールして行う。しかし現時点で配布されているバージョン(19.3)ではメニューからデバッグ機能が削除されてしまっているため、ステップ実行での処理確認を行うことができなくなっている。
そのためデバッグを行うには、マイクロソフトのホームページから古いバージョン(17.9.1以前)をダウンロードしてインストールしなければならない。
以前のバージョンのSSMSのインストール
既に新しいバージョン(19.3)のSSMSをインストールしていたとしても、アンインストールすることなく古いバージョン(17.9.1)をインストールすることができる。また17と19、二つのSSMSを同時に起動しても特に問題なく操作することが可能だ。
SSMSでのデバッグ
インストールしたSSMS(17.9.1)を使うことでデバッグを行うことができる。旧来通りプロシージャをコールする一文を書いてメニューからデバッグを押すだけでいい。
ただしSSMS(17.9.1)はSQLServer自体のバージョンが新しい場合(例えばSQLServer2022)、オブジェクトエクスプローラーからプロシージャを開こうとすると下画像のエラーメッセージが出て確認できない。デバッグ以外はSSMS(19.3)を利用してプロシージャの確認や修正を行う必要があるので注意しよう。